食品リテール企業がコマースを促進するためにコンテンツを活用

今日の食品リテールは、買い物できるコンテンツを提供することで、消費者がオンラインで食料品や食事の買い物をする際の利便性を高め、コマースを促進しています。今年のインデックスでは、動画、レシピ、ブランドメーカーのコンテンツなどのコンテンツをサイトで提供している全体の導入率が88％で、2019年から10％上昇したことが明らかになりました。調査担当者は、食料品店がコンテンツとコマースを統合し、買い物客に価値を提供している素晴らしい事例をいくつか挙げています。

ある食料品店は、レシピのページで買い物できるようにし、カートに簡単に入れられる食材をリストアップします。この機能は、インデックスを付けた食料品店の48％が提供しています。また、ゼロから食事を作りたくない場合に備えて、調理済み食品やミールキットの販売も行っています。

ある地方の食料品店では、レシピを提供し、材料をカートに入れることができます（来週の買い物用に商品を取っておきたい場合は、リストに入れることもできます）。各材料に複数の選択肢が用意されており、お客様は自分の好みに合わせてレシピをカスタマイズすることができるのです。まさに、消費者の好みに合わせた美味しい体験ができる、ガイド付きショッピングの代表的な例です。

私たちの買い物客は、コンテンツ＋コマースについて、いくつかの残念な点を発見しました。 例えば、ある食品リテールのwebサイトは、単にコンテンツの発信地としてしか使われていないことがわかりました。素晴らしいコンテンツがたくさんあるのに、コマースと連動していないのです。このようなサイトでは、購買意欲が減り、サイトを離れてしまう可能性があります。

この調査では、リストに関してもいくつかの問題がありました。いくつかのサイトでは、買い物客は商品をお気に入りやリストに追加するために、PDP（商品詳細ページ）に移動しなければなりませんでした。PLP（商品ランディングページ）からリストに追加できれば、余計なクリックをせずに済むので、もっと便利なはずです。もうひとつの課題は、保存したリストからカートに商品を追加することでした。 お客様がリストから1つの商品をカートに移したいと思っても、デフォルトでリスト全体をカートに追加してしまうのが難点です。リストから1つだけ商品を追加する方法は、必ずしも直感的に理解できるものではありません。

グルメな人もそうでない人も、グロサリー・オムニチャネル・リテール・インデックスから、食料品に関するより多くの洞察を得ることができます。2022年のレポートリリースは、9月中旬頃を予定しています。詳しくは、こちらまでお問い合わせください。